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【保存版】腰痛が治らない原因5選!今すぐ見直すべき習慣とは?

「長年、腰痛に悩んでいるけど、なかなか治らない……。病院や整体に行っても改善しないのはどうして?何か見落としている原因があるのかな?」
そう思う方もいるかもしれません。

実は、腰痛が治らない人の多くは、日常生活の中で知らず知らずのうちに腰に負担をかける悪い習慣を続けてしまっているのです。
この記事では、腰痛が治らない5つの原因と、今すぐ見直すべき具体的な習慣を分かりやすく解説します。
腰痛の悪化を防ぎたい方や、セルフケアに取り組みたい方は必見の内容です。

腰痛が治らない5つの原因!あなたも知らずにやっている習慣とは?

長時間の座りっぱなしによる筋肉のこわばり

現代人の生活で、長時間座りっぱなしになることはとても多くなっています。
特に、デスクワークや車の運転などで、何時間も座ったまま過ごしている人は注意が必要です。

座っている時間が長いと、腰周りの筋肉や関節が硬くなりやすくなります。 その結果、筋肉の柔軟性が失われ、血流も悪くなるため、腰痛が慢性化しやすくなってしまうのです。

「座りっぱなしだからこそ楽」と思っていても、実は腰に大きな負担がかかっています。 1時間に1回は立ち上がることを意識するだけでも、腰の負担は大幅に軽減できます。 座りっぱなしは腰痛の大敵
まずはこの習慣を見直してみましょう。

スマホやパソコンによる姿勢の悪化

スマホやパソコンを使うと、つい前かがみの姿勢になりがちです。
この姿勢が続くことで、背中が丸まり、猫背のような状態になります。 猫背になると、背骨や骨盤のバランスが崩れ、腰に余計な負担がかかるようになります。

その結果、腰の筋肉が常に緊張した状態となり、腰痛が悪化しやすくなります。
スマホを見るときは、できるだけ目線を高く保つように心がけ、 パソコン作業では椅子の高さや画面の位置を調整することが大切です。

姿勢を整えるだけで腰の負担は大きく減らせるため、今日から意識してみましょう。

運動不足で筋力が低下している

腰痛に悩んでいる人の多くに共通するのが、運動不足による筋力の低下です。

特に、腰を支えるお腹や背中の筋肉(体幹)が弱くなると、腰にかかる負担は増えてしまいます。 筋力が弱いと、ちょっとした動作でも腰を痛めやすくなるのです。

忙しいと運動の時間を確保するのは難しいかもしれませんが、 1日10分程度の簡単な体操やストレッチから始めてみるのがおすすめです。

筋肉は使えば必ず応えてくれるので、無理のない範囲から運動習慣をつけましょう。

体の冷えによる血行不良

腰痛の原因のひとつに、体の冷えがあります。

体が冷えると、血液の流れが悪くなり、筋肉も硬くなりやすくなります。

その結果、腰周りの血行不良が起こり、痛みが強くなることがあります。 特に、寒い季節や冷房の効いた場所では、腰を冷やさないようにすることが大切です。

腹巻きやカイロ、温熱パッドなどでお腹や腰を温めるのも効果的です。 体を温めるだけでも、腰痛の軽減につながることを覚えておきましょう。

合わない寝具を使っている

毎日使っている寝具(布団やマットレス)も、腰痛に大きく関係しています。

柔らかすぎる寝具は、体が沈みすぎてしまい、寝ている間に腰に負担がかかりやすくなります。
逆に、硬すぎる寝具は体がうまく沈まず、血行不良や筋肉の緊張を招くことがあります。

自分の体に合った寝具を選ぶことは、腰痛改善の大切なポイントです。 寝起きに腰が痛い人は、寝具の見直しから始めるのがおすすめです。

参照:大正製薬/腰痛は改善できる?腰痛対策にやるべきこと

腰痛を悪化させる3つのNG習慣とは?

無理なストレッチやマッサージ

腰痛を何とかしようと強いストレッチやマッサージをしてしまう人は少なくありません。

しかし、痛みを感じるほど無理に伸ばす・押すような行為は、逆に筋肉や神経を傷める原因になることがあります。 特に急性の痛みがある時期は、無理に動かすと悪化するリスクが高まります。

気持ちいい程度の軽いストレッチを心がけ、無理のない範囲で体をほぐすことが大切です。 「痛ければ効く」という考えは腰痛には逆効果だと覚えておきましょう。

急な動きや無理な運動

腰痛の改善を目指して急に激しい運動を始めるのも、よくあるNG習慣のひとつです。

体がまだ準備できていない状態で急な動作や激しい運動をすると、 腰を痛めるリスクがかえって高くなることがあります。

まずはストレッチやウォーキングなどの軽い運動からスタートし、 少しずつ体を慣らしていくことが腰痛改善の近道です。 無理せず、少しずつ続けることが何より大切です。

同じ姿勢を長時間続けることのリスク

「忙しくてつい同じ姿勢で作業を続けてしまう」という人は多いでしょう。
しかし、同じ姿勢を長時間続けると筋肉が硬直し、血流が悪化して腰痛が悪化しやすくなります。

長時間の作業中は30〜60分ごとに軽く体を動かすことを意識しましょう。

立ち上がって背伸びをするだけでも腰への負担は大幅に減りますこまめに体を動かす習慣を身につけることが、腰痛予防には欠かせません。

今すぐできる3つの腰痛を和らげる見直し習慣

簡単なストレッチで筋肉をゆるめる

腰痛を和らげるために、まず取り入れたいのが簡単なストレッチです。

特に、腰やお尻、太ももの筋肉を無理のない範囲でゆっくり伸ばすことで、 筋肉の緊張がほぐれ、血行が良くなります
おすすめは「ひざ抱えストレッチ」です。
仰向けに寝て、片膝を胸に引き寄せ、20秒ほどキープするだけでも十分効果があります。

毎日続けることで、腰の負担が軽くなりやすくなります。 まずは1日1回から気軽に始めてみることをおすすめします。

正しい座り方を身につける

腰痛を改善するには、座り方を見直すことも非常に重要です。

多くの人は、椅子に座るときに背中を丸めてしまいがちです。
これでは腰に大きな負担がかかり、腰痛を悪化させる原因になります。 座るときは骨盤を立てる意識を持ち、背筋を自然に伸ばしましょう。 クッションやタオルを腰に当ててサポートするのも効果的です。

正しい座り方を習慣にするだけで、腰痛予防につながります

温めて血流を良くする習慣をつける

腰痛対策として、体を温めることはとても有効です。
腰やお腹を温めることで血流が促進され、筋肉のこわばりが和らぎます

特に、入浴は腰痛改善に効果的です。 ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、体を芯から温めることで、リラックス効果も得られます。 また、ホットパックやカイロを使って、腰を温めるのも手軽でおすすめです。

日常的に体を温める習慣を意識することで、腰痛の予防・改善につながります。

参照:痛みwith/腰痛改善のための筋トレ・ストレッチ・ツボ押しなど自宅での対策法

腰痛を根本改善するために知っておきたい2つのこと

腰痛の原因を正しく知る大切さ

腰痛を根本から改善するために、まず必要なのは正しい原因を知ることです。

腰痛と一言で言っても、その原因は人によってさまざまです。 筋肉の疲労や姿勢の乱れ、内臓の不調、ストレスなど、思わぬ要因が隠れていることもあります。
自分では「これが原因だろう」と思っていても、実は別の原因が根本にあるケースも少なくありません。

まずは自分の生活習慣や姿勢、体の状態を客観的に振り返ることが大切です。 正しい原因を知ることで、効果的な対策が見つかります

必要に応じて専門家に相談するタイミング

腰痛が長引いていたり、日常生活に支障をきたすようであれば、専門家に相談することも重要です。

接骨院や整体院、整形外科など、腰痛を専門的に診てもらえる場所はたくさんあります。

自分では気づけない体の歪みや、不調の根本原因を見つけてもらえることも多く、 適切な施術やアドバイスによって早期の改善が期待できます
「まだ大丈夫」「我慢できるから」と放置せず、 つらい症状は早めに相談する勇気を持つことが、腰痛改善への近道です。

まとめ:腰痛を治すためには習慣の見直しがカギ

腰痛は、日常生活の中に隠れた原因が潜んでいることが多くあります。

座りっぱなしの時間が長い 姿勢が悪い 運動不足や冷え 寝具が体に合っていないなど、 これらの習慣を少し意識するだけでも、腰への負担は大きく変わってきます。

さらに、無理な運動やストレッチを避け、体を温めたり、正しい座り方を身につけることも、腰痛を和らげるポイントです。 もし、自分だけでは原因が分からない場合は、専門家に相談することも大切です。

腰痛は、正しい知識と習慣の見直しによって、改善できる可能性が十分にあります。
今日から少しずつでも、腰にやさしい生活習慣を始めてみましょう。 きっと、あなたの体は応えてくれるはずです。

山崎 巧太

山崎 巧太

柔道整復師として7年間の経験を積み、数万回の施術経験と東洋・西洋医学の知識を元に情報を発信しております。 過去にはプロアスリートトレーナーとして働いたり、エンジニアとして勤めていたりと様々な経験や知識も発信に役立てています。

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